お稽古⑥

ブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

 昨日の記事では先達者の音源を聴いてもらおう、という事で終わりました。

 

で、用意できたか?と言われるとまだでして・・・

もう少しお時間いただきます。

 

その間に、自分の事を調べる時間を作って欲しいなぁ、と思います。

 

ご自身の師匠のルーツがあると思うんです。

誰に行き着くのか?という事も大事です。

もしかすると大好きなあの人と同じルーツだった、なんて事もあるんです。

 

 

ちなみにわたしは?というと、当然わたしの先生になります。

そのまた先生は佐藤兼作さんという方になります。

その人はまたほかの人に習っていて…と、たどって欲しいです。

 

 

わたしの演奏を聞くと、同業者は少し不思議な顔をする時があります。

曲の中にいろんな先達者のフレーズが出てくるんです。

聞く人が聞くと「あれ?このフレーズうちの先生の・・・」なんて感じになるんです。

 

なんでそうなるのか?というと、うちの先生が付き合ってきた人たち(先達者)の影響です。どの人も流派を持ち、枝分かれして継承されていきました。今では元が誰なのかわからない流派もあると思いますが、フレーズの中に先達者は生きています。 

 

ああ、師匠はこの人の背中をおっかけてたんだ・・・

それが分かる事も勉強になります。

 

ではまた。