才能と努力と環境⑤

ブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

 

世の中には「もうしん」という読み方で『盲信』と『妄信』という書き方をする言葉があるそうです。

 

※妄信はぼうしんともいうらしいです。(国語苦手)

 

 

盲信は「理解できていないのに信じ込む事」

 

妄信は「物事の結果や是非を考えないで信じ込む事」

 

なんだそうで、これはどちらもお稽古の時に大事な要素(努力の項目)になります。

 

 

盲信に関して例を挙げると、師匠の言っている事が理解できていないのに、言われたことをただただ信じて続けていくような努力。妄信に関して例を挙げると、師匠の音をただただ信じて追いかける努力。こんな感じですかね。

 

本来ならどっちもあまりよい意味を持たない言葉なのですが、重要な言葉なんです。

 

共通するのは師匠の教えです。

教えの通り、教えの向かう方向へあなたの努力は進んでいるのか。

こっちの道もあるんじゃないの?って思ってませんか?

 

 

お稽古に裏技や攻略法はありません。

ただただ地道な繰り返しだけ。

しかし、それが真実であり奥義への道なのです。

 

 

努力とはそんなもの。

やってみるとつまらないもの。

でも、裏切らないもの。

 

わかるかなー、わかんねーだろなー、いえーい。

 

ではまた。