道具に対する想い⑩

ブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

さて、このシリーズの〆になる道具は道具ではありませんが、道具として使わなくてはなりません。

 

どう使っていくか?・・・いや、付き合っていくかのお話になります。

 

『三味線屋さん』

 

その存在無くして三味線のメンテナンスや購入が出来ません。

 

身近であればあるほど協力もしてもらえるし、そういう中でも本当によい関係を築ける相手を探さなくてはなりません。

 

 

過去にはとんでもない三味線屋さんと出会ったこともあります。

三味線屋さんを選ぶという事がいかに大事なのかその時に痛感させられました。

 

 

わたし自身がお付き合いしている三味線屋さんは『福三味』さんと『仁木三味線』さんです。

どちらのお店も付き合いは深く、いろんな相談に乗ってくれます。

 

 

しかし、ここで紹介したお店がすべての人に都合が良いかは別です。

おすすめは出来ますが、無理難題を聞いてくれる店ではありません。

 

 

縁があって、それが長く続いて出来上がった信頼関係からなるものですので、欲しい音がそこで手に入るかは別です。また、そういった関係を築きつつお稽古を進める事も勉強なので、話のしやすいお店や職人さんを探すことも大事になります。 

 

あなたのお気に入りの三味線屋さんはどこにあるんでしょうか?

それを探すのもまた楽しです。

 

ではまた。