道具に対する思い②

ブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

 

道具に対する想いシリーズです。

前回の記事はこちら→『道具に対する想い』

 

今回も糸が触れるものです。

『駒』

 

駒を変えると音が変わります。

広がりのある音やきれいに澄んだ音、低音域高音域の変化をつけられるのが駒の役割です。

 

音量まで変わるのでいろんなものを手にしておきたい道具です。

 

音を出すためのものだけではなく、音を消すためのものも存在します。

駒を変えると世界が変わる、そう言ってもいいくらいの存在。

 

駒を集めるのが好きな三味線愛好家って多いと思うんですが、収集という目的とはまた別の意味に気が付いて集める熱が入ってしまったひとがほとんどじゃないでしょうか。

 

ほんとに音が変わるんです。

 

 

駒には

 

・幅

・長さ

・高さ

 

の要素に加え、

 

・竹の種類

・金属、樹脂等素材の種類

・象牙やべっ甲など合わせる素材の種類

 

で音が変わります。

 

幅が広いと低音域が出てきます。狭いと高音域が出てきます。

長さは長いと低音域が出てきます。短いと高音域が出てきます。

高さは高いと音量が上がります。低いと音量が下がります。

 

 

竹も種類が多くて黒竹とか圧縮した竹、長年かけてその状態になった煤竹と、竹の状態で音が変わります。

 

金属は金属的、樹脂は少し西洋風な音に。

 

糸が触れる部分だけ象牙やべっ甲、樹脂をあてる場合が多いのですが、これも音に影響が出ます。

 

見た目の色、形もさまざまで集める楽しさがいっぱいな駒。

金額も手に入れやすいものが多いので試しに集めてみるとおもしろいですよ。

 

それではまた。