テーマ「教える時になにを考えているか?」④

ブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

 

ワクチンの副反応はほとんどありませんでした。

 

腕は痛かったですが、腕を押さえてみて分かる範囲であり、腕が上がらないとかまではありませんでした。

 

先生も一緒で、二回目の接種で覚悟はしていたのですが、熱も無く腕の軽い痛みのみで摂取を終えました。同級生に聞いていた対策が良かったのかもしれません。

 

さて、テーマに沿った記事です。

 

挨拶を交わし、お互いの三味線の音の確認をしました。

その後はなにを考えているか?というと、今度こそ釣果情報じゃないですよ。

 

腕の振りや指の構えや動きを見ながら、過去のあなたを考えています。

 

前述してきた内容にもありますが、違和感を探している時の感覚は、過去のあなたを思い出して感じているだけです。一週間前なのか、一か月前なのかわかりませんが、あなたの印象を目に焼き付け脳にしみ込ませているんです。

 

顔や髪型などのぱっと見の印象ではなく、三味線を触る手や姿勢を見てるような感じです。たぶんわたしの視線がへんなところに向かうので、お稽古中はけっこう気持ち悪いかもしれません。

 

音が出るに関して道具の選択も大事なんですが、動きで決まる部分が大きいです。撥が当たる角度なども動きで決まりますので、手首や肘の角度などまで見ていれば分かるってもんです。

 

左の運指に関しても同じで、首から肩、肘から手首へと見ていけばどこか変わることがあります。体調もそうですけど、工夫したりした事や緊張度合いも見て取れます。

 

そんな部分を観察して、次のお稽古の時に思い出せるようにしてます。

 

覚えるのに必死。

というわけではありませんが、わたしは覚えようとしてます。

 

続きはまた。