テーマ「教える時になにを考えているか」

ブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

 

テーマ決めをしての更新初回。

 

うまく書き綴れるか不安ではありますが、他流派の先生たちへの忖度なしに書こうと思います。

 

ここに書くことが出来れば間違いなく上手になる、そういう内容になると思います。

 

 

さて、その「何を考えているか?」ですが、やっぱり釣果情報なんて書いたら怒られます。

 

きちんと考えています。

 

教室に来てまず最初にするのって何でしょう?

わたしは挨拶だと思っています。

その時の声は心境や体調を現わしているので、そこに気を付けています。

 

うちの先生の二番煎じなんですけどね。

電話の声とかで、なんとなくですが、伝わる感覚があるんだとか。

 

声と向かい合う仕事を長くしているから、とわたしは理解しているのですが、その話を聞いてから気を付けていくと確かに皆さん変化があります。

 

 

元気のない時は根気も集中力も無いもので、お稽古に身が入りません。

そこを最初に察知していれば、お稽古の内容を変えることも出来るわけです。

 

習っている曲を進めることも確かに大事だとは思うのですが、気の乗らない時に覚えようとしても進みませんよね。

自分でも体験済みなんでアレなんですけど、お稽古はやりたい時にやるのが一番だと思っています。

 

そこを教える側が察知して、今日は話中心の日、今日はおさらい中心の日、自分が話す日、相手が話す日って変えていくわけです。必然的にお稽古の時間は長くなるんですが、弟子という言葉を見ればわかるとおりで、自分の家族に対してどう接してますか?っていう事だと考えています。

 

たまに判断が外れる時もありますが、外れたっていいじゃないですか。

教室ではなにをしてもお稽古にはなり、身に積まれていきますから。

 

 

 

教える時、まずは相手の事を考えます。

そんなお話でした。