コロナが教えてくれたこと

いつもブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

 

災厄は恐れ忌み嫌うものであれど、教えとして来世へ伝えていくことで未来を明るくするもの。

 

と、考えてみるとわかることがあります。

 

今の新型コロナウイルス禍において、商売のあり方をよく考えると見えてくるいろんな事・・・それをたくさん考え選択していかなければなりません。

 

依頼されるのを待ち、人とのつながりを大事にし、あまり利益の出ない商売の方法を選択するなら、豊かな生活を期待するのはやめたほうがいいと思います。

 

特に家族を持ち、家族親戚を幸せにと思うのであれば、

そういった商売法の選択自体をやめたほうがいいです。

 

もし、そうしたいのであれば、

景気の良い時にも節制してください。

 

 

いつでも冷静にいられるために。

 

いつでも周りに気を配れるように。

 

いつでも笑顔でいられるために。

 

いつでも準備していなくてはなりません。

 

 

未だに解決策が見えず、スペインでは再び都市封鎖だとか。

こういったことが起きているから考えないといけないし、伝えないといけないと思います。

 

 

実際にそういったことを伝えていくために存在するのが学問です。

机上の理論とか、過去の話とか嘲笑されることもあるのが学問ではありますが、その学問の中にはきちんとした理論と実績が存在します。

 

それは後悔という結果から導き出されたものであったりします。

東北大震災の時に少しだけ話題になりましたが、津波の被害を受けた場所の中には「この地域に住居を作らないように」という言い伝えがありしました。

 

過去にあった経験を未来へとつなげようとしたのですが、それが時代の都合によって守る事が出来ず再び起きてしまった・・・きちんと伝わっていれば防げたかもしれませんね。

 

新型コロナウイルスに関しても、同じようなことが残っていくでしょう。

学者や官僚がそういう話を守っていくことになると思いますが、あとは全体がどうやってその意識を持ち続けれられるか。



今わが家では息子殿が高校三年生という社会へ出る分岐点にいます。

津軽民謡や津軽三味線が素晴らしいものではありますが、仕事とするとなると今の世間の流れには弱いものなんだとも伝えています。

 

ちょうどよいタイミングで宿題が出たように思っています。

 

 

 

音楽はなくても生活は出来ます。

でも音楽がないと心が、生活が豊かになりません。

その音楽をずっとたのしむために今の状況を常に忘れずにいようと思います。