応用も合わせよう

ブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

基礎練習って飽きるんですよね。

ぶっちゃけわたしは基礎練習がきらいです。

でも、本当は嫌いじゃまずいんです。

ですから一応はやっておこうというつもりで行っています。

 

で、その応用に入る前にもうひとつだけ基礎になる部分の「体力」の説明をと思い今日も動画を撮影していましたが、なかなかうまくいかず・・・

 

音量が小さかったり、ノイズが入ったり、電池が切れたり。

明日はうまく撮れると思っています。

 

その体力についてですが、津軽民謡の伴奏をするとなると、10分近く演奏を続けることがざらに出てきます。

 

昨今のコンクールは、ルール設定の中に会場費の都合もあり、3分前後という短い時間設定で競っています。

 

このルールに慣れてしまうと、その時間分の体力しか鍛えられず、いざ長時間の演奏にとなると役に立たなかったりすることもあります。

 

最初から最後まで、いきっぱなしの全力演奏をするのは集中力もさることながら、体力が非常に大事になってきます。

 

右手の撥をもつ手の握力が落ちてきたり、なんてことがないように、体力づくりをしていくわけです。

 

昔の黒石よされの開催中にあった組踊りですと、踊りの伴奏を一日に少なくとも50回。それを4日間、行わないといけなかったそうです。

 

そういえばそうだったかも程度の記憶しかありませんが、街にある舞台すべてを回っていくと、自然とそんな回数になり、それを楽々とこなせるようでなければプロだとは呼べなかったそうです。

 

そう、演奏力も必要なんですが、最後に残るのは体力なんです。

 

ということで、10分間曲弾の動画を撮影していたんですが、あいにくのトラブルで明日に持ち越します。

 

この体力づくりですが、六段を2回回しするとだいたい10分になります。1段から始めて6段が終わるとすぐに1段へ戻り6段まで弾き終えればいいわけです。

 

書けば簡単なんですけど、やるとかなり辛いです。

10分間りんご節を繰り返したり、津軽甚句を繰り返すのもいいです。

それこそ津軽民謡にこだわらず、花笠音頭や東京音頭でもいいです。


長い時間演奏しながら、自分の左右の腕に起こる状況変化をみていくとおもしろく、つらくなってきます。

 


さて、つらくなってきたところで今日もおしまい。

 

明日は動画を載せられるようにします。