大会審査への疑問シリーズ・最終章

いつもブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

大会審査への疑問シリーズ、ここらで最終章としようと思います。

 

なぜなら、此処から先の他の項目について考えると、広義すぎて、何を念頭にお稽古に活かせばよいのか、前述の記事とかぶってしまうからです。

 

例を挙げると「総合」というものがあったとします。

 

今まで細かく細分化された項目たちの役目はどうなってしまうのでしょう。

 

細分化された項目以外のところを総合として採点するのか、それとも演奏全体を総合的にみて採点するのか。

 

政治の言葉遊びみたいな感じですが、言葉の意味の捉え方で様々に状況が変わってしまいます。

 

専門的な用語でいくと「ねじめ」「音締め」もそうです。「ねじめ」「音締め」のよい三味線とは、なにからなにまですべてを通じて優れている三味線という意味です。

 

調弦に含まれる要素もありますが、それ以外の要素も多く含むわけです。

 

それらの項目があって、細分化された項目があるとどうなるでしょうか。

 

わたしなら、はてなマークが頭に浮かんで、わけがわからなくなってしまうでしょう。

 

 

しかし、大会審査には細分化されていないものもあります。

ざっくりと最後の評価点数だけを出すものです。

 

この採点だと、どの部分を指しているのかよくわからない、という意見もあります。

確かにそのとおり。

審査員の胸の中にだけ存在しているようなものです。

 

お稽古に活かそうと思ったら、審査員に直接聞くしかありません。

でも審査員だって、その時には記憶していても、次の選手に対してまた集中していくので、正確に漏らすことなく指摘してくれるとは思えません。そこは人間ですから忘れることもあるでしょう。 

 

個人的に時間を作って、演奏を聞いてもらって、指摘してもらうしかありません。

 

ではそんなことが出来るか?というと・・・

 

 

 

できません。

出来ませんね。

 

困りました。困った話になりました。

 

困ったところでこのシリーズは一旦終了。

 

わたしも複数の大会でスタッフとしてお手伝いさせてもらっています。

大会すべてがお稽古の糧になるように取り組んでいただけたらと思います。

 

今日も一日がんばりましょう。