大会審査への疑問シリーズ・リズム

ブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

 

リズム。

 

正確なはずなのに満点は出ない。

なぜだろう・・・という疑問。

 

正確なんだから満点であって当たり前だろう・・・という不満。

 

なんで出ないのでしょう?

 

わたしの考えでは、リズムの項目は表現力とセットになっている部分が強く、どうしても必要なリズムの揺れがあるのに、無かったりすると点数に影響するものと思っています。

 

観衆を惹き込むために必要なリズムの揺れとでも言えばいいでしょうか。

 

プロ奏者と呼ばれる人たちの演奏を聞くと分かりますが、機械のように正確な部分は必要ではあるのですが、それだけだと温かみに欠けるというか冷たく感じるというか、感動を引き起こすことは出来ません。

 

音と曲の流れのどこかに人間味が存在し、理解できなくてもなぜだかファンになってしまうのです。

 

その一因が表現力であり、その表現の中には必ずリズムの揺れがある・・・といった感じです。

 

ということは、審査員ひとりひとりが気に入るようなリズムの揺れを用いながら演奏しなくてはならないわけです。

 

基本的に、過去に演奏されたフレーズを並べて演奏しているわけですから、審査員が参考にした人たちの演奏のリズムを勉強するのも必要でしょう。

 

木田のフレーズ、軍八郎のフレーズ、佐々木孝のフレーズ、山田千里のフレーズ、あのひとやこのひとのフレーズ・・・などなどなどなど。

 

有名どころのフレーズは、今でも存在していますし、ほとんどの選手がそのどれかを使っています。

 

しかし、それらのフレーズを目と耳と身で感じて教わって(盗んで)、でも「人の真似はするな」と叱咤激励されてこの世界を生き抜いてきた審査員が、満点をつけるでしょうか?

 

わたしはつけないと思います。

そっくりさんでは満点にはなりません。越えていないと満点は出ないでしょう。

 

でも大会って・・・

 

緊張してなにを弾いたのかわからないくらいなのに・・・。

困った話です。

 

困ったところでおしまい。

 

今日も一日がんばりましょう。