月謝価格の設定2

ブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

 

昨日は演奏家として独立する際にどうしても考えなくてはならない、もしくは考えた方がいい事業『教室経営』について書きました。

 

 

簡単に出来ることではないのですが、「音楽で食っていく」という夢を実現させるためには決断をパッと出来なくてはならない事もあります。

 

 

今日は全く違う場合のお話です。

 

 

 気が付けば最終的に音楽だけで生活が出来るようになってしまった、という人も世の中にはいます。

ただただある楽器が、ある音楽が好きで稽古を積んできた結果仲間に恵まれ、人から慕われ・・・意識して行動していないのにたくさんの人から支援を受け、期待に応えるという好循環になってしまった人。

 

わたしも何人かはそんな人を知っています。

おそらく音楽に限らず、いろんな業種でもそんな人は存在すると思います。

 

どこかで良い人に巡り合って、なんて事もあったのかもしれません。

どこかで突然注目を浴びる事になってしまったのかもしれません。

計算や計画で説明できるような方法ではなく、なんでそうなってしまったのか分からない方法。

 

そんなことが世の中にはあるんです。

 

ただがむしゃらにお稽古をして、誰よりも良い演奏や仕事を行おうと突き進んでいった結果なのか。

何も考えず無心で取り組んだお稽古に心打たれる人が現れ、それが伝播していった結果なのか。

 

夢のような話なのですが、わたしはそんな夢のような話が好きです。

自分もそうなりたい、と願う時があります。

話が自分の願望に触れてしまいました。

本題に戻します。

 

こんな場合の月謝価格はどうなるのか?というと、自分が決定するのではなく他の人から決められたりすることがあります。

月謝価格だけではありません。演奏依頼への報酬なども他人が決定してきます。

 

楽といえば楽なんですが、悩むといえば悩むでしょう。

そこに自分の意志や意見、思考などが確実に反映されているのであればいいのですが、そうでない場合の方が多く理解するまでに時間がかかります。

 

さて、昨日書いた例と今日書いた例と、どちらの例を選べばいいのか・・・これは分かりません。

その人がどう動きたいかでも変わります。

 

月謝価格の話は同業者でもあまり口にしない話題です。

でも、これから音楽活動や仕事を始めようと心に情熱をもっている人には必要な話です。

師匠である人がよき相談相手であり、家族や仲間である人が支える人であったらとても心強いはず。

 

できればそんな話をありのまま気さくに話せる、そんなひとでありたい・・・そう思います。

心の中は黒いですけど・・・あっはっは。

今日も一日がんばりましょう。