筋トレと三味線

ブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

 

現在、着物を「新調しなくてはならない」なんて事にならないようにダイエット実践中。

 

全盛期の体重から約10キロ痩せることが出来て着物の事は一安心しているところです。

 

実践しているという事で取り組んでいるのは、歩くのが少しと小走りが大半。それに筋トレを足しているような感じです。

 

心拍数が適度に上がり、じわっと汗をかいていられるようにしているわけですが、この筋トレが演奏にどう影響するのかというと・・・

 

 

弾きにくくなります。

 

 

最初のうちだけですけど、やっぱり筋トレの影響は大きく出てきます。

 

普段から行っていればそんな違和感もないと思います。急にやるからだめなんだと思います。 

 

見た目に腕についた筋肉も盛り上がった感じはしますし、胸や肩回りの筋肉も大きくなったと思います。脂肪が減った分だけ見た目はしぼんだ感じですが、握力も上がっている実感があるので、間違いなく筋肉は増えているんだと思います。

 

そのおかげでわずかな感覚が違和感に繋がるわけです。

 

叩きに関しては、軽く叩いたつもりで一番大きな音を出せるようになりました。棹と指の間で暴れる糸は、軽い力でおとなしくなってくれました。今はそんな感覚に変わっているので、筋トレ自体が良い方向になっていると思います。

 

 

でも、

 

 

最初は弾きにくく感じます。

ピアニストは箸より重たいものは持たないようにしている、なんて例え話がありますがあれは本当の話だと思います。急にやればそんなもんです。

 

 

つまり、

 

 

急にやらないで、毎日やっていれば問題ないわけです。

多少の筋力はどんな楽器でも必要なものです。

基礎体力とでも言えばいいのでしょうか、必要最低限の筋力があるんです。

 

 

 

今まで触ってきたことのある楽器であれば、エレキギターもドラムもある部分の筋力やある瞬間の筋力が必要になります。いつも良い状態を維持できるように鍛錬を積み重ねておかないといけないんです。

 

毎日毎日、こつこつと。

お稽古も筋トレも、ほどほどが良いようです。

 

今日も一日がんばりましょう。