お稽古イコール

ブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

譜面の流れを覚えたり、繰り返し演奏してみたりといった実行部分ではなく、気持ちや心構えといった部分をどう考えてますか?

 

 

わたしはお稽古は自己否定、自己批判の繰り返しなので、精神修行のようなものだと思ってます。

 

ある日は良かったと判断したものが、ある日にはダメなものに変わります。

 

残念なような気もするのですが、良い方向へ動いていると感じている間は残念とは感じません。本当に残念な気持ちになるのは、確信が持てるまでお稽古した後になります。

 

不安であるものの、ブレずに目標へ歩いてみる。歩いた先が行き止まりだったら元の場所まで戻って元々進んでいた道に戻る。

 

「無駄な時を過ごした」「昨日まで何をしてたんだろ?」この繰り返し。よほど精神が強くなくて(気楽でなくて)は続けられないのです。

 

 

 

「毎日同じことの繰り返し」

簡単なようで簡単じゃないんですけど、この言葉で嫌気がさす人もいます。

お稽古イコール社会生活の縮図でもあるのかも・・・今日も1日がんばりましょう。