やめてけれ2

ブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

昨日に続き。

世の中にはありがたい話もあれば、そうでない話もあるわけで・・・

 

仕事を頂けるという事は幸せな事です。

さらに言うと仕事に『なりそう』な話を頂ける事も幸せな事です。

 

いつでも仕事として直結出来ればいいですか、そんな話が常にはありません。企画段階で相談があり、日取りに経費、そして企画遂行に必要な時間と求められる品質、様々な事を取り決めて本番に至るのが当たり前です。

 

つまり『お仕事を貰える』までにはたくさんの時間がかかるもの・・・と、捉えてなくてはならないわけです。世の中の仕事、特に形の無いもので満足感を提供する仕事の場合は、簡単になんでも用意できるなーんて事は無いわけです。

 

気長に取り組む事が出来ない人には、向いてないお仕事かもしれません。

 

ちょうど自分に起きた話ですが、一件は今後どうなるか分からない話。

もう一件は無くなった話があります。

 

どちらも同じく即現場で即報酬といった直結的な話ではありません。片一方は探りを入れながら、今後をきちんと見間違わないように動いています。手探りであるから慎重であり、手探りだから持っている技術や思考は出し惜しみせずに、ただ成功へと向かえるように動いています。

 

片一方は相手が成果として求めるものと、こちらが提供したいものとの品質が合わないのでご破算になりました。お互いにどの程度のものが欲しいのかハッキリしていないといけないこともあります。頭で想像している物事の輪郭すら見えていない、伝えることが出来ない状態ではダメなのです。

 

よくある話だと報酬ありきで物事を進めようとするやり方がそうです。

『こんだけ用意してるんであとはよろしく』的な仕事のやり方などがそうです。

 

応用編で『生徒さんとかそんなに上手な人じゃなくて構わないので』的な言葉で経費削減を計るお願いもその類いですね。

 

これがまた結構多かったりするんです。

 

 

世の中は大波ばかりです・・・が、たまには助け船が通ることもあります。

その船を逃さないように渡りたいものです。

今日も1日がんばりましょう。

 

 

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