言葉

ブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

先日、福井市民福祉会館の解体工事住民説明会で聴いたことを行動に移しました。

 

わが家の中で異変のあった部分を市役所の担当部署に連絡するとふたりで現場の確認に来てくれました。ついでに、来た人も今後に関わる人なので今までの経緯と、持ち帰って部署内で話し合ってほしいと伝えて現場の確認は終了しました。

 

なんだろうこの話の運びの迅速さは・・・と思うくらい。

 

そして数時間後には住宅調査の結果をみれるものを用意して再度説明に来ました。

 

担当者が変わるとこんなにも変わるのか・・・と、思うものの、やはり説明会等では発言に責任がつきまとうので独断では返答が出来ないのだろう、とも理解できました。 

 

わが家を見に来てくれた人と、説明会で説明していた人との差を考えると、やはり「言葉の選択」は難しいですね。たった一言で印象が変わります。

 

 

舞台でも同じことが言えます。

たった一言で曲の雰囲気が出来上がりますし、伝わっていきます。

 

 

わたしの舞台は話すのが8割、演奏が2割のバランスで仕上げる事が多いのですが、やはり8割の話で雰囲気を作るように心がけています。

 

しかし、本当に伝わっているか?というとやはりまだまだ伝わりきっていません。

 

音も言葉も、耳に届いてからどうやって響くかが大事。

響かせるためにはたくさんの例題や言葉を憶えておかなくてはなりません。

 

 

お稽古も一緒ですし、舞台の依頼を受ける時も、営業するときも一緒です。

相手は左から右に、耳と耳を通しているだけ、という事はたくさんあります。

 

 

耳から耳までの道のりのどこかで留まり、響かせたり考えさせたり出来ないと用を足しません。

つまり、相手が感動や行動をしてくれないわけです。

 

 

 

※文と写真は全く関係ございません。・・・と思いきや。

まあ、言葉では足りないので見た目、映像などを使って補う事も出来ます。

今はそっちの方が大事かもしれません。

 

 

わかりやすい書類や、見た目に美味しそうな料理やお菓子の写真など、見ただけで心身に影響を与えるものが多数あります。音を扱いつつも、舞台背景や照明の使い方など、いろんなことを勉強することでより良い舞台を作れるのだと思います。

 

たった一言。

 

その一言がとてもとても大事なものなのだと思い発言し、聞くように心がけたいですね。

 

 

今日も一日がんばりましょう。