5年後を考える

ブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

報道を見ていて組織の怖さというものを感じる昨今。

 

組織として動く中で、淘汰される側にはなりたくはない心理を突いて、嫌なことまでやらなくてはいけなかったり、思うように動けなかったりするのはどこでも同じくあるように思います。

 

大学に限らず、企業や政治、小さいくくりなら町内会や友達付き合いにいたるまで、あらゆる場所で同じような問題は日々起きていて、改善に努力する人もいれば、心折れて姿を消す人、消さざるを得ない人が存在するのが現実ではないでしょうか。

 

多数決の世の中ですから仕方のない事ではあるのかもしれませんが、組織というものを理解して動きたいと思います。

 

さて、その理解ですが、5年後の事を考えると民謡界全体ではかなり大問題が起きると思っています。

 

5年後の身の回りを考えてみると、うちの先生は80歳を超えて、もしかしたら世の中にいないかもしれないという可能性があります。

 

幸い、わたしもそうですが、息子殿もいるので教室の継続に関しては心配ありません。

 

ですが、所属する上位団体のことまで考えると、うちの先生より年上の先生方、もしくは近い先生方が現役で仕切っている場合が多く存在します。

 

仕切っていること自体は悪いことはなく、いずれは若返りしていくように交代していくので組織は存続できるのですが、民謡界はどうかというと・・・

 

言いにくい話題になるかもしれませんが、今から考えていないとダメなんです。

 

現在後押ししてくれる、応援してくれる人の事をよく考えて、違う視野を持っていないとあっという間に組織は存続出来なくなります。

 

現実を目の前に突き付けられる日を黙って待っていてはいけない、特に運営する本部や役員にはそんな危機感が必要なんだと思います。

 

組織の怖さ。

いろんなものが存在します(´д`)