福井市民福祉会館解体工事に関する説明会

ブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

今日のブログ記事は長いです。

書きたいことは長くて長くて書ききれません。

 

さらに、ここから書く内容はもしかすると消され・・・いや、わたし自身が消されてしまうかも(°□°;)!?

 

なーんてことにはならないでしょうが、社会的に消されるのなんて簡単なことですし、もしかしたら・・・

 

さて、昨日2回目となる『福井市民福祉会館解体工事に関する説明会』に参加し意見を言ってきました。

 

福井市民福祉会館の所在地図

↑上をクリックすると立地が分かります。

 

第1回目はあいにくすでに予定があったため参加できませんでしたが、家族が代わりに行って話を聞いていたので流れは掴んでの参加。

 

中には能楽堂に会議室や公的事務所、地域の敬老会を行ったりできるような大型の建物なので解体するのも大変な作業であり、福井市議会の議決をもって作業に移っていくとの話での説明会開催でした。

 

この説明会で議題となるのは「周辺住民の健康、安全の確保」を最重要事項にして、騒音・振動・粉塵その他交通などに最大限の配慮と、個人の財産を守るための方法も示して欲しいという事です。

 

 

第1回目の会議から簡単に書くと、

議題を整えて示した福井市役所の地域福祉課と営繕課の職員からその説明があり、とんとんと話は進んでいくものと進行されていました。しかし、この説明会に至るまでの道筋がおかしかったため、不信感で会場が包まれます。

 

この説明会開催の前に、周辺地域(建物周囲40m以内の住民)の住宅は振動による被害が出る可能性を考えて外観と内観の家屋調査を実施していたのです。

 

説明会があった後に家屋調査が行われるのであれば分かるのですが、これでは周辺地域外(40m以上、1mでも離れている)の人が納得するわけがありません。

 

振動による影響が考えられる範囲の根拠を示して欲しい、騒音対策や交通問題(通学路以外に子供やお年寄りの多い地域である)についても思慮配慮が抜けている状態、第一回の説明会は紛糾した状態で「次回説明会までにもう一度案を見直す」という結末で終えました。

 

 

そして、昨夜が第2回目の説明会。

 

 

議題が簡単に書かれたプリントを1枚だけ渡されて開始。

まずは第1回説明会での質問回答を含めて工事計画の話を進めていきます。

 

まずはアスベスト含有のボードの解体取り扱いについて説明。

これは解体基準となるものがあり、アスベスト飛散の恐れの無いものであるので、空間密閉とフィルターを通しての粉塵吸引は必要ないとの事。

 

旧家でアスベスト対策については検査を受けて、工事の大変さを説明されていただけに関心はありましたが、古い建物ながらもアスベストの使用は少なかったようです。

 

ここまでは安定して話し合いが続いていたと思います。しかし、騒音対策に議題が移ってから状況が変わりました。

 

 

『建物東側(住宅密集方向)の防音シートおよび防音パネルは開放した状態で解体作業が続けられる。』

 

 

驚きの説明。

解体業者からの話に声も大きくなってしまう状況ではあるものの、ここで解体業者は作業内容の決定を独断で行っているのではなく、地域福祉課および営繕課の人間も深く関わっている事に気が付き説明を求めると、

 

『なんとか、お願いします。』

 

着工日は決まっていて、ご迷惑にはなりますが・・・と、頭を下げるばかりで説明が一切ありません。

一切無い、ということは何か話せない事があるのだろう、という事で住民から質問攻めに合う訳ですが全く返答が無い・・・

 

 

「建物西側(芦原街道側)から工事は出来ないのか?」

 

 

今度は提案です。

返答が無い状態でいらだちも頂点に達しているのですが、まだ冷静に話が進んでいます。

 

解体業者の話では西側からの工事は検討し、福井警察署に伺いをたてたそうです。しかし、歩道橋が存在し周辺1.6mの幅で通路を確保できない場合は許可出来ないとの事で、西側からの工事はあきらめざるを得ない、と回答がありました。

 

しかし、周辺住民に迷惑が掛からずに解体工事が進められる方向は建物西側であり、大型車両が狭い路地に入り進む必要が無くなるだけでも危険性を下げられるであろうと提案。

 

さらに歩道橋は使う人も無く、必要性の無いものになっている状況から撤去した後に工事し、その後は横断歩道を設置してくれれば万事上手くいくのではないかと追加の提案。

 

この案にも全く無返答の地域福祉課と営繕課の職員にとうとう、「なんでこんなギリギリにというか、工事開始ありきの話になるんや?これは説明会ではなく、決定事項報告会じゃないか。」

 

 

ぶっちゃけ、こんな丁寧には言ってません。

 

独居老人の多い地区でもあるので、夜に出歩くのが怖い人には意見を聞きに回っている自治会会長さんもいますし、まるで当事者の事を考えない相手に怒り心頭になっている人もいました。そして返答の端々にこちらの神経を逆なでるような発言(議会の決定が遅くなった、福井市文化会館の冷暖房設備の移設工事が冬までに必要だから工事を始めたい)などもあり、ほぼこの日の説明会もご破算の様相に・・・

 

 

もしかしたら、上の人間から指示が出てたのかもしれません。

そう思ってしまうほどに平謝りでなんとかしようという態度でした。

 

 

 

住民側からの要望は「建物西側からの解体工事計画の検討」となり、それに伴って道路交通法などに対処するのは行政が専門家なので手順に時間がかかろうとも各方面にあたってもらう事で次回に持ち越し。

約2時間半の第2回説明会も紛糾の中終了しました。

 

 

 

帰り際に解体前に行われる家屋調査の申し込みをして帰りました。

 

 

家屋調査も説明会では「外観」の調査のみと説明されていました。

しかし傾いたり壊れたりして困るのは「内観」も同じであり、内観の調査も要求が出ました。

 

 

経費節減のためなのでしょう。

やたらと「外観のみ」という説明がなされ、「外観のみ」にこだわる理由についての説明は無し。

 

 

結局、内観調査もする事になりましたが、言わなければそのままになっていたと感じました。

恐ろしいです。

 

この件に関してはさらに住民側より知恵が出て、工事後にもう一度調査に入り、わずかな変化も見逃さない体制を作る事がこの説明会で決定しました。

 

 

お隣さんに積水ハウスのアパート建設の話に続いて、さらに大きな建築物解体の話が・・・。

 

その隣にある福井市文化会館も移転計画が決まり、新しい場所へ移転すればまた解体が始まります。

 

面積で福井市民福祉会館の倍の福井市文化会館の解体も先に控えているとなると真剣にもなります。

 

福井市議会に福井県警が手を取り合って計画を進行して欲しい、切に願います。

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