お隣さんに積水4。

いつもブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

昨日は積水ハウスさんとの話し合いの場がありました。

 

過去記事「お隣さんに積水。」

↑第一回目の投稿記事です。

 

過去記事「お隣さんに積水2。」

↑第二回目の投稿記事です。

 

過去記事「お隣さんに積水3。」

↑第三回目の投稿記事です。

 

まずは生徒さんのお稽古から始まり、その後はもう一度今回の案件に対する希望と要望、不安材料と疑問材料をチェック。

 

あとは御祓をして・・・と、夏だからそんなに水は冷たくなかろうと思ったら思いの外冷たく(´д`)

 

とにかく風邪をひくことなく時間を迎えました。

 

この日訪れた営業のひと達は総勢4名。

建造物に関する責任者、土地に関する責任者、施工管理、設計管理といった役割。

 

個人相手に4人も専門家が出てくるのはなかなかの圧力があります。しかし、迂闊な発言をそれぞれがカバーするのに有利になります。

 

大きな仕事なだけに失敗は許されませんし、そういった想いが伝わってきます。

 

これまでの経緯を詳しく知る町内のひとを交えて話し合いが始まりました。

 

さて、ここまでの話ですが、すでに何件かの町内のひとは要望を述べていて、積水ハウスさんは全てに耳を傾けているようです。

 

隣にいきなり建築して後から訴訟問題になる案件が世の中に多数ある中、他社の失敗事例を精査して事にあたっている・・・のだと思います。

 

ということで最初は、わたしが参加していない話し合いの場での経緯を説明してもらいました。

 

やはり又聞きの話と直接の話では内容が変わるのが常であり、その人の口調に表情、相対するひとすべての様子を見ながら話を聞きます。

 

こういった場合、少しでも声を荒げた場面や内容は伏せるのが当たり前・・・で、その通り話は進んでいきました。

 

本題へと近づき、『あー言った』『こう言いました』『そういう意味ではない』『そういう意味だと思った』という話が始まります。

 

やり取り中、相手が使う言葉がこの場に相応しくないので怒りを持ったのですが、こんな話は付き物ですし、話が前に進まない事の方が不満の種を生むのでちょっと想いを伝えて話を進めました。

 

不動産取得まで話が進み、建物を建てて施主に土地活用の最初の一歩を提示したい積水ハウス。

 

施主が誰なのかまで知らされず、管理者が誰なのかも知らされず、不安に思う周辺住民。

 

こんな両者の話し合い。

『お互いに譲歩できる妥協点』を必死に探しだそうと積水ハウスさんも必死・・・と、思いきや、最初からガンとして計画案は曲げたくないようです。

 

 

ちなみにすでに計画案は一度町内のひとに指摘をされて変えられています。

 

その変更は採算性にとても響いたらしく、我が家にはそこの所を理解して欲しいそうです。

 

 

しかしこの話の流れも、採算性の計算は積水ハウスさんが入念に作り上げ、施主へと提示し、将来性と確保できる保証内容を合わせて契約へと持ち込むものです。

 

依然として施主の名前は口にしませんが、我々と施主との接点は作りたくないのが定石であるらしく、提示しにくい案はこの場で即座に断りたいようです。

 

ですが、施主の懐具合は我々の知るところではありませんし、懐具合が合ったから計画に移ろうとしていたのです。

 

相手の採算性が失われる、なんて話は我々にすべきではありませんでした。

 

しばらくまた言葉の選び方などを修正しながら話し合いへ戻ります。

 

一応、わたしからは2つの案。

町内のひとから1つの案。

合わせて3つの案で施主さんへ条件提示をしてくれる事になりました。

 

また何日か後に話し合いの場が作られるのだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

話し合いの場でも疑問点として挙げたのですが、『施主さんの名前は一切明かさない』という事が現在大きく響いています。

 

弁護士さんに相談し、現時点で施主さんが誰なのかは分かっているのですが、積水ハウスさんの口からは一言も話すことはありません。

 

会話中にわたしも口にしましたし、すでに申請などは出されていて、隠す必要も無くなったというのに

 

『もうご存知ですから。』

 

と、やはり話をしないという。

企業内マニュアルなのか、業界マニュアルなのか、法令遵守マニュアルなのか、プライバシーを守るためとのことで明かさずに終わりました。

 

今後も明かされる事はなく話は進めるらしく、この点を改善して欲しい事は叶わぬ事になったようです。

 

業界って不思議です。