民謡は民謡でなくては。

ブログを御覧頂きありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

テレビで民謡を取り上げられたり、ラジオで民謡を取り上げられたり、『日本の伝統芸能』であるものを取り上げられたりするのは嬉しいものです。

 

世界に発信して恥じることもなく、胸をはって披露することの出来る芸能が日本にあると感じていますし、土地の人が大切にしてきた行事はもっともっと大切にされるべきだと思います。

 

『日本を忘れたい日本人』

 

 

「西洋化」「欧米化」という言葉と共に文化も変わりつつある状況にメディアが一言物を申してくれるのはありがたいのです。

 

 

が、

 

 

やっぱりそうはいかないようで。

 

全ての民謡が「地元の人間」で披露される事は無く、企業社会の常識により地元以外の人間を入れつつ楽曲として編曲しなくてはならないようです。

 

ありがたかったり、大人の裏事情が見え隠れしてしまったり。難しい日本の伝統芸能の世界。

 

誰が作ったんでしょう・・・

 

未来に恥ずかしくない芸を磨きます。