所属するということ。

いつもブログを御覧いただきありがとうございます。

津軽三味線奏者の佐藤壽治です。

 

所属するということ=関わりを持つ事

 

いろんな形はあると思いますが、所属することで良い事と悪い事が存在します。

 

実は、現在その所属している事について決断をした事があり、現在いろんな団体に所属しているので、もっともっと深く考えなくてはならないと考えています。

 

習いに来ている生徒さんからすれば、「なんの事やらさっぱり」みたいな事柄なのですが、団体に所属するという事は会費の納入などの金銭的なものがきちんと付いてきます。ですから、関係のない話ではなくて、影響は少なかったり、小さかったりしますが、団体に所属するという事は、大いに関係のある話なのです。

 

自分が習いにいっている教室(うちなら重造会)に所属する場合、お月謝や会場費や発表会へ向けての積立金やら、自分自身が関わりの大きさを実感できる場合の出費はほぼ問題が起きません。

 

ほぼ、と書いたのはやはり金額の大小、必要性の大小を話し合った上での判断ですので、すべてが問題ない訳ではなく、場合によっては判断を縮小する事もたくさんあります。

 

会社の経営や、家計の話と同じですから、大き過ぎる出費や必要な出費の見極めが大事なのは当たり前で、それに対しての揉め事は運営する人の器量でなんとかなる事がほとんどであり、どんな団体でもそこはきちんとしていると思います。

 

しかし、自分が習いにいっている教室(うちなら重造会)に所属し、その教室(うちなら重造会)がさらに他の団体(上位団体や全国組織など、あえて名指しはしません)へ所属している場合、年会費などの出費が同じく発生します。

 

上位団体や全国組織といえど、運営にはお金がかかるのは当たり前ですし、正しく節制できる部分を常に見ながら運営しているはず、と自分が習いにいっている教室(うちなら重造会)を運営している人(師匠)がそう話すので、それを信用して生徒さんは会費などを納めています。

 

ですが、上位団体や全国組織が運営する全国大会などに参加すればそれも実感できるのでしょうが、参加できないともなると極端に関わりを実感できないのが難点です。

 

「この年会費は何?」と、疑問をもつ人も多いのが現実で、「それなら仕方ないな」「みんなが払っているのなら」という具合で流れにまかせるかのように納めている人も存在します。

 

さて、所属することで起きる良い事として、

・仲間を見つけられる

・個人では上がれない舞台に上がることが出来る

・団体の行事が稽古の励み、応援になる

 

この三点は非常に影響が強いものなのです。

しかし、裏を返せば必ず必要な労力が存在し、経費が存在します。

運営する側は経営や経理面もしっかり考えなくてはなりません。

 

ですから所属することで起きる悪い事のほとんどは金銭トラブルです。

あとは人間関係のトラブルです。

全部、表の事情から生まれた、裏の事情が悪い事です。

 

もっと嫌なのは団体同士での競争や、ライバル心などが加わると、巻き込まれる側は大変です。

 

所属するという事=危険性をもつ事

という事も忘れてはなりませんし、そういった事があるのだと思って関わらなくてはなりません。

 

ちなみに、反対に返して考えることも忘れてはいけません。

団体側から、所属することを断られる事もあります。

 

そのうち、うちも・・・(´д`)